歯内療法トレーニング用模型歯 [B12-JEA.1-#26]

※製造上、歯冠部に色むらが生じることがありますが、品質には問題ありません

一般社団法人日本歯内療法学会　共同開発　歯科用マイクロスコープ・トレーニング用模型歯の開発目的

一般社団法人日本歯内療法学会は、歯科用マイクロスコープを用いた歯内療法技術の修得を目指す歯科医師に向けたトレーニング用模型歯（上顎大臼歯）を株式会社ニッシンと共同開発致しました。
この模型歯は、高齢者大臼歯に多い狭窄した髄室や根管拡大形成時に生じやすいファイル破折など、歯科用マイクロスコープ無しでは対応できない状況を再現しています。日本歯内療法学会認定の専門医からは「熟練専門医にとっては容易だが、これからマイクロエンドドンティクス技術の修得を目指す歯科医師に適した模型歯」と評価されています。是非、卒前の学部教育や卒後の臨床研修医・大学院教育、そして専門医初期教育でご利用頂ければと存じます。

一般社団法人 日本歯内療法学会 教育研究委員会

特長

●破折ファイル除去や高齢者を想定した狭窄した髄室へのアプローチについて、マイクロスコープを用いた一連の実習が可能な歯内療法練習用模型歯です。
●遠心頬側根には疑似破折ファイルを付与しており、根管内の異物除去の手技が習得できます。
●髄床底を赤く染めているため、髄室開拡における髄床底の損傷状態を確認することが可能です。
●近心頬側根は2根管を再現し、その根管口には上下顎第一大臼歯に高頻度で発生するイスムスを付与しています。
●術前診査や読影の実習を行うため、パノラマやCTの教育素材を活用できます。