様々な症例によって、色々な施術が必要となる外科的処置。 抜歯などの口腔外科のテクニックを修得するため、色々な麻酔法や切開・縫合法などを含めた基本的な流れを一貫して実習することは欠かせません。口腔外科モデルには、基本的な切開・縫合のテクニックや浸潤麻酔の実習ができるモデル、抜歯や膿症切開など様々な口腔外科処置が可能なモデルがあり、目的に応じて選択が可能です。
ソフトタイプ粘膜を装着しているため、浸潤麻酔などを想定した実習を行うことができます。
[右側上顎1][右側上顎6][左側上顎1][左側上顎6][右側下顎1][右側下顎6][左側下顎1][左側下顎6]では模型歯が歯根膜を想定した軟質材料で固定されているため、種々の抜歯運動による実習が可能です。
下顎右側智歯では、難抜歯を想定した粘膜切開、剥離、歯の脱臼、掻爬、縫合までの実習を行うことができます。
下顎左側智歯を水平埋伏状態としているため、埋伏歯の抜歯を想定した骨削除や歯冠・歯根分割、摘出などの実習が可能です。
抜歯後の模型歯を用いれば、脱臼歯を想定した脱臼歯の掻爬やレジン固定などの再植固定実習を行うことができます。
上顎左側臼歯頬側部に骨隆起を付与し、切開や粘膜剥離、マレットなどを用いた骨削除などを行うことができます。
下顎右側犬歯部の歯肉移行部では膿症を想定した液体を付与し、膿汁の排膿やドレーン挿入などの術式を行うことができます。
上顎右側中切歯に根尖病巣を想定した軟質材料を付与し骨の削除、歯根端切除、病巣摘出を想定した実習を行うことができます。