経営理念・企業理念

PHILOSOPHY

経営理念

経営理念

創造

「創造」はニッシン創業の精神です。「創造」とはアイディアでもって物を作ることを言い、クリエイティブと同じ意味です。お客様の満足を常に考え、斬新なアイディアを形にし、市場に提供することをその精神の第一としています。

大家族主義

創業当時より掲げている「大家族主義」は、皆さまを家族のように思い、助け合うというスタイル。いまのニッシンのベースになっている精神です。

経営理念

経営理念

一人一人が物心両面の
幸福と成長を希求し、
お客様と共に世界の人々の
笑顔作りに貢献します。

品質方針

お客様にご満足いただけるように遵法精神を持って高品質の商品及びサービスを提供し継続的な改善に努めます。

CRAFTMANSHIP

決して妥協しないという品質

クラフトマンシップ

コンピュータテクノロジー、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの科学技術の急速な進歩のなかで、“技術”といえばどうしても先端的なイメージがあります。しかし私たちの商品はどんな最新鋭のコンピュータシステムを駆使しようと、品質管理をマニュアル化しようと高品質は維持できません。

世界各地から寄せられるオーダーは多い日で1日120~150件、年間にして2万件を超える案件にすべて個別対応しなければならないのです。当然、機械化もオートメーション化もできません。作業行程の大部分は手作業で行われます。“生体”を唯一のお手本に、先生方のオーダーをきめ細かく形にしながら、しかもそこに提案も込めて一点一点仕上げて行く。求められるのは、経験や勘、指先の感触、そして洞察力や創意工夫、こだわりといったきわめて人間的な素養に帰するものです。

私たちの商品は決して工業商品ではありません。むしろ、工芸品に近いといえるでしょう。その意味では、商品づくりにたずさわるすべてのスタッフは、アーチストであり、同時にクラフトマンということができるかも知れません。

たとえ1本の模型歯といえど、一人ひとりが品質に関る責任を共有し、ベストの品質を目指す。ニッシン商品に寄せられる実習現場からの高い評価、“世界のニッシン”というありがたい讃辞は、この姿勢から生まれたものと確信しています。

全く同じものは一つとしてない。むしろ、一点一点の微細な違いにこそ品質の高さが表れる。優れた芸術性と頑ななクラフトマンシップを生命とする工場であるにも関わらず、ISO認証もスムーズに取得できた事実。そこにニッシンの誇り、そして自信があります。

VISION

これからのニッシン

これからの歯科教育事業

ニッシンの実習用顎模型・ファントムは世界中で使っていただいております。国や地域によっては、それぞれに教育方法が確立しているところもある一方、まだ教育方法が確立していない国や地域も多々あります。 そういった国々に、歯科教育の支援をしていくこともニッシンの使命だと思っています。また、現状の商品に加え、2018年には最先端の“VR(バーチャルリアリティー)”を用いて実習ができる歯科医学教育用VRシミュレーター 「SIMODONT(シモドント)」も取り扱いを開始しました。実習用顎模型とファントムでは実際に人の口腔内を想定した実習ができます。一方、「SIMODONT(シモドント)」では、特殊な環境や器具を必要とせず、バーチャルならではの安全な実習を行うことができます。基礎的な実習を何度も繰り返し行うことができるのはもちろん、今後、より高度な実習コンテンツを充実させていきます。 ニッシンはデジタルとアナログの双方を組み合わせて、教育現場に今まで以上に良い教育環境を提供し続けます。それが患者さんの為になり、世界の人々の“笑顔作り”に貢献できると確信しています。

SIMODONT

これからの歯科材料事業

これからの歯科材料事業

日本はすさまじいスピードで高齢化が進んでいます。今までの歯科治療は患者さんが歯科医院に行き、整った環境の中で補綴物や義歯など、患者さんに一番良いものを提供していました。高齢化が進むにつれ、これからは歯科医師の先生やスタッフの方が患者さんの下へ訪問し治療を行う訪問歯科診療が増えることが予測されます。訪問先は、必ずしも治療するのに適した環境ではありません。そのような中で、患者さんが“噛めるようになっていただくこと”を優先していくことが大切だと思います。ニッシンは訪問歯科診療などの現場で役立つ商品を作り、口の中が清潔に保たれるように、口腔ケア商品を提供してまいります。また、今の治療方法や診療環境が少しずつ変化していくと考えられ、それに沿った新商品の開発だけでなく、既存の商品も地道に改良していくことも大事だと考えています。溢れる情報の中から有益な情報をキャッチできるアンテナを張り、感覚を研ぎ澄まし、「物づくり」に邁進したいと思います。

これからの歯科材料事業