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決して妥協しないという品質

技:一人ひとりがクラフトマンであり、アーティストでもある。

コンピュータテクノロジー、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの科学技術の急速な進歩のなかで、“技術”といえばどうしても先端的なイメージがあります。しかし私たちの商品はどんな最新鋭のコンピュータシステムを駆使しようと、品質管理をマニュアル化しようと高品質は維持できません。

世界各地から寄せられるオーダーは多い日で1日120~150件、年間にして2万件を超える案件にすべて個別対応しなければならないのです。当然、機械化もオートメーション化もできません。作業行程の大部分は手作業で行われます。“生体”を唯一のお手本に、先生方のオーダーをきめ細かく形にしながら、しかもそこに提案も込めて一点一点仕上げて行く。求められるのは、経験や勘、指先の感触、そして洞察力や創意工夫、こだわりといったきわめて人間的な素養に帰するものです。

私たちの商品は決して工業商品ではありません。むしろ、工芸品に近いといえるでしょう。その意味では、商品づくりにたずさわるすべてのスタッフは、アーチストであり、同時にクラフトマンということができるかも知れません。

たとえ1本の模型歯といえど、一人ひとりが品質に関る責任を共有し、ベストの品質を目指す。ニッシン商品に寄せられる実習現場からの高い評価、“世界のニッシン”というありがたい讃辞は、この姿勢から生まれたものと確信しています。

全く同じものは一つとしてない。むしろ、一点一点の微細な違いにこそ品質の高さが表れる。優れた芸術性と頑なクラフトマンシップを生命とする工場であるにも関わらず、ISO認証もスムーズに取得できた事実。そこにニッシンの誇り、そして自信があります。

日々、世界各地のオーダーに職人達は応える。