ごあいさつ

MESSAGE

代表ごあいさつ

代表取締役社長 横江浩司

ニッシンにおける「創造」

歯科材料メーカーから始まり、歯科教育器材のトップメーカーとして今日まで皆様に長年に渡るご支援をいただいてきました。今後これまで以上に私たちが果たさなければならない使命が、その大きさもそして重要度も増していることを感じています。

その使命を果たすためにも、過去我々の先輩方が苦労を重ね築いて下さった様々な財産を、大切に育てていきたいと思っています。その大切な財産の中で特に忘れてはいけないこと、それは全ての人々の幸せや成長を考えていくことです。これは「創業の精神」として「創造物の創造を通した人づくり」を通じて、企業理念の中に盛り込んでいます。

私たちは工場を持ったメーカーとして確かに「物」を作っています。製造するということは、様々な方々とつながっていなければ成り立つことは出来ません。 原材料や包装資材等の仕入先様。製造を助けていただく外注先様。工場を安定して稼動させるための設備会社様。完成した商品を届けていただく運送会社様。製品を紹介し販売していただく代理店やディーラーの皆様。そして何より私どもの製品を使っていただくお客様。それら全ての方々の幸せを想い、「競争」して自分たちだけ生き残ろうとするのではなく、「共走」を通じて共存共栄を図っていくことがニッシンの役割でもあり、皆様のご期待に応えることだと思っています。

私たちはこれらを「創造」と考えています。ニッシンが新しい時代に進んでいくにあたり、もう一度原点である「創造」をしっかり身につけ、皆様から必要とされる会社でありたいと思っています。

代表取締役社長
横江 浩司

CORPORATE MESSAGE

コーポレートメッセージ

Dental Education Company

Dental Education Company

私たちニッシンは「Dental Education Company」であろうとしています。特にこの“Education”という言葉にこだわりを持って使っています。わざわざ「教育」という言葉があるのに何故英語である「Education」を使うのか。実はここにこそ、私たちの想いが込められていると思うのです。

「教育」というのは「教え」そして「育む」ことです。「育む」という事は大切なことですが、どうしても教育というと「教える」というイメージが強いかと思います。そして「教える」という言葉の語源は「押さえる」から来ています。つまり「教育する」「教える」という言葉を使うと意識している、していないは別として、上から指示をするという結果になると思っています。「あれをしなさい、これをしなさい」「こうあるべきだ」「これを覚えなさい」、結果としてそういうスタンスを助長してしまうのではないかと危惧しています。「詰め込み」を奨励してしまうのではないかと。

それに対し、「Education」の語源は、e-(外に)、duc(導く)から成っています。educateとは既に備えられている能力を導き出す、ということです。相手の可能性を導き出す、あるいは引き出すと言うことだろうと思います。可能性を引き出すためには、相手を信頼し、相手からも信頼され、互いにやる気を持たなければなりません。私たちニッシンは、全ての人たちのハピネスを企業理念として掲げています。そしてハピネスになるには、人が人として自立し、人が人として認め合うことが絶対に必要なことだと思っています。 Educationのことは単に言葉の問題ではなく、一事が万事、大切なことだと思っています。